「……分かった」


紫音君を信じるよ。




そしてそのまま学校へと向かった。


ヒヤヒヤしながら―――…




「おはよー梢」


学校に着くと、友達の柑菜が満面の笑顔で言った。




「おはよー柑菜」


私の親友、宮原柑菜。




同じクラスで、席が近いから仲がよくなった。