豊と染以外の3人はみんな叫び声を上げて泣き叫んだ。 「てめぇ、ゆゆゆ豊、ななな何話してくれんだよ、この野郎」 草太が精一杯強がって豊に言うが、泣きながら震えながらそう言われてもちっとも迫力が無い。 豊は染をちらりと見て、 「染強いんだね、怖い話。好きなの?」 染はこの状況の中でもにこにこしながら、 「うん。だって面白いじゃん」 怖いもの知らずな2人を見ながら、草太は悔しそうに歯軋りした。