「わりぃな〜朝早くに。」 「…ん〜。」 「いや…な?朝起きたらー机の上に書き置きがあってさ!。」 「書き置き…?。」 「そっ。響ちゃんが…今日学校なくて朝から家空けてるから…ミケによろしくって」 朝ごはんと共にそう沿えられていて、裕也君はあたしに伝えなきゃって思ったんだって…。 「ミケ。部活見てく?」 「さっきから裕也君… あたしに気を使ってない〜?。」 一瞬の硬直を見せた裕也君の顔が少し歪んだ。 「…あ〜。だってさ…お前。 玄関出てきた時…泣きそうな顔してたから。」