玄関を開けると目の前には…朝から眩しいくらいの光を放つ矢田家次男坊がおりました。 「んー…。いやぁ…。」 何か考えこんだ様子で頭をポリポリしている裕也君。 一体どうしたんだろぉ? 「もう…早えけど出れる?」 「あ…う、うん。ちょっとまっててぇ。」 バタバタ 「ま…まま!……あたし…出るね。」 「あら〜☆ いってらっしゃいふゆちゃん! しっかりやるのよ。」 わかってるよ。 ままの大切な矢田さん家の人達だもの。