きまぐれ注意報☆!




「あれ?綺麗なおねぇさん。
こんにちは。咲夜です。」


にっこり悩殺スマイルを
繰り出す三男咲夜


「どうも。冷です。」


完璧なる冷笑を
お見舞いする友人冷



さて二人の勝負の行方はいかに!




「「勝負してないから」」


…あれぇ?


「…じゃあまた明日ね。

狼には気をつけるのよ。」



狼?

「裕也君なら遅くなるって…。」


「狼なんてそこら辺に

ごーろごろしてるのよ。」


「…言うねぇ冷さん

ご心配なく〜。」

じゃーねーといいながら

私の手をとりブンブン

振り回しながら道を歩いてく。


「咲夜君っ!いきなり

どぉしたのぉ〜?」


「…迎えにきちゃダメ?。」

首を傾げながら聞いてくる
咲夜君にかなり母性本能を
くすぐられました。