きまぐれ注意報☆!


「ふー旨かった〜♪」



「…ふゆちゃんありがとね」

「いえ〜仕事なんで〜…

でも嬉しいです。」


二人のお皿は米粒一つ残すことなく、綺麗に片付いていた。


「……そういえば、
三人兄弟なんですよね?

…もう一人は?」


もう9時を過ぎているが人が帰ってくる気配はなかった。


「ん〜サッカーの練習じゃないのかなあ?。」


「いや、今日はウエイトトレーニングしかないって言ってたから、………。」

「ああ…。」


二人は何か思い付く事があったのか黙り込んでしまう。


「………ん?」


あたし何かいけない事聞いちゃったのかなあ?




ガチャー


「たーだいま…。」


リビングのドアが開き、その人物にあたしはまた驚いた。


「あれ?子猫ちゃん…。


なんでいるの?」