きまぐれ注意報☆!


「さてふゆちゃん。

俺も手伝うから…
こっちおいで?」


あ…この感じ

こないだの保健室での事を思い出した。


あの時も優しく手を差し延べてくれた矢田響さんは


ふんわりと笑った。



「じゃあ俺食べる係ね♪」



「ふふ…嬉しい。」


「…?。」



「ふゆちゃん後ろ結んであげる。
ほら、後ろ向いて」



準備を始めていると、咲夜さんはじーっと見てきた。

「…どうしたの?咲夜さん。」

「…ん?いや、ちょこまかして可愛いなあって♪。

…てか、さん付けやめてよ〜。咲夜っ!」


「咲夜…君。」

と呼ぶと

「まあ…今はそれでもいっか♪」


少し不満気だったけど、
納得してくれた。