「…無理。」



あたしが人のお世話だなんて…

自分でさえままならないのに……っておい〜!



「ごめんねふゆちゃん。

まま、もう矢田さん家の旦那様に連絡しちゃったからさ…

旦那様、ふゆの事気遣かって下さって、学校との両立が大変だろうから住み込みでおいでと言ってくださったのよ。

だから明日から約一ヶ月よろしくね♪」


う…住み込みだなんて…
ありがた迷惑な優しさ


まあ、つまり話はもうつけていて、あたしに拒否権はないなんて…。



「そんなあ〜。ままのばかあ〜!」