きらきら。


「時間が余ったな。後の方の服は髪型とかは決まってんのか?」

晴輝さんがおろしている私の髪を少し掬いながら尋ねてくる。
服はさっき決めて晴輝さんにもOKをもらった。

「髪は巻こうと思ってます。ふわふわで、尚且つ大人っぽく、晴輝さんの隣が似合うように。」

ふわっと笑ったら晴輝さんが目を見開いた。
?晴輝さんの後の服は大人っぽかったよね?

首を傾げていたら少し頬を朱に染めた晴輝さんが何か言おうと口を開いた―…が。


「hikari、先にスタジオ行くぞ」

と魁に首根っ子を引かれてズルズルと引きずられてスタジオに行った

「…チッ。」



「デジャヴ…」

「五月蝿い、この鈍感天然馬鹿め。」

「ひどっ!」

魁は何故か不機嫌。
たまにあるんだよなぁ、拗ねてるみたいな時。

「晴輝さん何か言おうとしてたよ?失礼になっちゃう。」

むあーっ!っと唸ったら頭をポカッと叩かれた