ドキドキしながら晴輝さんを見ていたら晴輝さんの頬角がニッと上がった
「…上出来だな、着替えろ。」
「っ!いやっ…たぁあ!」
嬉しくてピョンッと魁に飛び付いたら後ろから首根っ子を引かれて晴輝さんの胸にぽすっと入ってしまった
「…相手がちげぇだろうが。」
「うえっ!?間違えてませんよ、魁であってます!」
晴輝さんは何故か鬼の血相。
…くく、黒崎輝になってきてる!
魁を見ると何故か顔を背けて肩を震わせていた。
薄情者…!助けてよぉーっと手足をばたばたさせていたら晴輝さんが私のワンピースの肩の部分をずらしてきた
「着替えろって言っただろ?なんなら着替えさせてやっても「結構ですから出ていって下さーい!」
顔を真っ赤にして晴輝さん、もとい黒崎輝を追い出した
…くそぉ!
胸のときめきを返せ!
(何げにときめいていた)

