きらきら。


迷うな…と渋っていたら晴輝さんが立ち上がった

「手伝ってやろうか。」

「…いえ、大丈夫です。」

これは私の力でこなすべき仕事だと思う。
私のセンスや表現力の力を大きな人に見せ付けるチャンス…!

一人でメラメラ闘士を燃やしていると晴輝さんが肩に手を置いてきた


「俺の隣に立つんだからな、ダメ出しぐらいさせろよ?」

「…っお願いします!」


晴輝さんは良い人で、凄い人だと思う。
黒崎輝とは仕事に関しては別人のようだ。

私が服を選んでいても、見ているだけで口は出さなかった。
私がボーイッシュ系の方の服を出すとアクセサリーが気に食わない、と言われて見直すと確かに無駄に主張している感じがして良くなかった。



「…これで、どうでしょう!」

私が出したのは青と黒のボーダー長Tシャツにキラキラのビーズが付いたもの。
それに短いブーツで少し足を出してみた。短いからこそ、って言うのもありかな、と思って。

帽子はボンボンのついた茶色のぶかぶか毛糸帽子

そして、アクセサリーはじゃらじゃらしていたの星の物から落ち着いたシルバーの物に代えた。
ネックレスもブレスレットも指輪もシルバーに統一。


…結構な自信作。
晴輝さんの反応は…!?