「よ。
また可愛い格好してんな。」
「え、いや、はい…じゃ、なくて!
どうしてこんなところに!?」
「今日のゲスト。
この格好見ろ。」
馬鹿。と呟く晴輝さんの格好は…ピ、ピンク!
「スッゴイ着こなせてます…!」
ピンクなのに、ここまで着こなすか!というぐらい晴輝さんは淡いピンク色のスーツを着こなしていた。
「…初めて会った頃の魁みたいです。」
「また、マネージャーかよ?
ったく、どんな絆だそれ…。」
「愛ですよ、愛!」
アハハーっとふざけて笑うとビシッとデコピンされてしまった。
「大人気モデルも嫉妬するんですねー?」
そこに爽やかに現れたのは、魁。
挨拶終わったんだ…。
居心地が悪いため、私は睨み合う二人から逃げ出し、舞台袖に準備に入った。

