「hikariちゃんも可愛いわぁ〜。
うふふ、嬉しいわぁ。
こんな可愛い子とこれから一緒に仕事できるのねぇ。」
「そんなそんなっ!
こちらこそ、遥香さんとお仕事できるなんて、思ってもみませんでした!
凄く楽しみです!」
「うふふ、そ〜う〜?」
口に手を当てて笑う遥香さんはきらきらだ。
私はラグジュアリードレス。
首から胸の上に薄いピンクの生地できらきら。
そこからふわふわがあって、ほんのりした桜色のドレスでレースやリボンがまんべんなくあしらわれている。
髪は少し明るい茶色にスプレーをしてアップに。
頭の上で遊ばせてきらきらをたくさん乗せた。
前髪の右側には大きな桜の髪飾り。
主に私のお披露目会らしいから私が一番派手なのだ。
魁曰く、服が派手でも着こなせていなければ誰も認めない―…だ、そうだ。

