小春日和

「やだぁ、小春!こんなにたくさん食べられないよぉ」


「大丈夫だよ!だって、私たちお泊まり会した時、2人でお菓子10袋開けたことあるじゃん?」


「あるある!中2の夏休みでしょ?次の日体重2キロ増えてた!」


「そんでもって、顔中ニキビだらけ!」


「懐かし〜!若かったよねぇ?」


昔話しに花が咲く。


こんなに笑ったのはいつぶりだろう?


けど、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

ほんの少し前まで当たり前のようにしていた、友達とお菓子をつまみながらのお喋り。


今の私には、とても貴重な時間。


次にこんな風に笑えるのはいつなんだろう?


「でさぁ、アカリがねぇ…。あっ、アカリって隣りのクラスの子で、見た目はギャルなんだけど、実はアニオタで…」


「へぇ…」


美紀子の口から高校でできた友達の話しを聞くと妙に淋しく、嫉妬心が湧いた。