Hair cuts

青春・友情

ゆり理央/著
Hair cuts
作品番号
937666
最終更新
2013/09/25
総文字数
81,041
ページ数
166ページ
ステータス
完結
PV数
20,635
いいね数
0
歯車が狂い始めたのはいつだったのだろう?

恋人に振られ、東京での生活に疲れたさくらは、三十歳を迎えた節目に故郷へ帰ろうと決心する。

その矢先飛び込んだ親友夫婦の訃報。

さくらは愕然としながらも、どこか現実味が薄く、悲しみが湧いてこないことが不思議だった。

そこに、亡くなった親友の愛華からノートが届く。それは、親友である自分あてた、出すに出せなかった手紙だった。

かつて、あんなにも大切だと感じていた仲間を、疎ましく思い始めたいつからだったのだろう。

変わってしまったのは、私だけだったのだろうか。

記憶のアルバムがめくられ、時がさかのぼっていく。

あの時言えなかった本音が十二年の時を越えてはじける。


野いちごにて小説大賞エントリーしてます。応援よろしくお願いします。

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この作品の感想ノート

浅海・・・先生
私的には書籍化作家さんはやはり先生なので先生と呼ばせてください!
感想ありがとうございます。浅海先生に読んで頂いて、さらにお褒めのです!ちなみに美容師は本職じゃないです(笑)

2013/10/05 22:17

永久子さま

 拝読いたしました。

 冒頭のノリは『アンラッキーな…』に近いものがあったのですが、読み進めるほどに全く違う趣向で、作品トーンの幅広さに驚かされました。

 美容業界がものすごくリアルに描かれていて、本職?とか思うほどです。このリアリティ、素晴らしいです。

 ラストに向かうにしたがって切なさが増すところが何とも言えず良かったです。

 個人的な趣味としては(ちょっとケータイ小説的ではないですが)、全部一人称で読んでみたかったです。ちょっと世界は狭まってしまいますが、更に臨場感が増すと思います。

 素敵な青春群像劇をありがとうございました。

2013/10/04 23:04

永久子さま

先生はやめて。(笑)ただのリーマンです。

表紙、『私宛の』か『私に宛てた』ですかね。せっかく情緒あるキャッチーな扉なので、ご参考まで。

これから本作品、読む読む。(永久子さんの真似・笑)

2013/10/01 10:50

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