気だるい体を引きずって、お母さんとヒヨリと、近所の公園に散歩へ出掛ける。
午後のお半歩タイムを、ヒヨリはとても楽しみにしている。
「あらぁ、お揃いでお出かけ?」
玄関から出た私たちを、待ち構えていたように、家の中から飛び出してきた、隣りのおばさん。
「まぁまぁ、ヒヨリちゃん、大きくなって。奥さんも大変ね?」
「ええ、まぁ…」
お母さんが、当たり障りのない返事を返す。けど、おばさんは、もっと話し込もうとベビーカーの前に立ちはだかったまま動かない。
心配するふりをして、うちの事情を探ろうとする、噂話しが大好きな要注意人物。
「小春ちゃん、この子のお父さんって人はきちんと養育費やなんや払ってくれてるの?認知はしてもらえたの?」
ベビーカーの中で、むっつりしているヒヨリに手を伸ばしかけた瞬間、私はそれをかわす。
「それじゃ、また…」
黙っている私の代わりに、お母さんが挨拶をして、逃げるようにその場を離れた。
おばさんは、探りそこねたことと、私の無愛想な態度が不満な様子で、ぷいと家の中へ戻って行った。
午後のお半歩タイムを、ヒヨリはとても楽しみにしている。
「あらぁ、お揃いでお出かけ?」
玄関から出た私たちを、待ち構えていたように、家の中から飛び出してきた、隣りのおばさん。
「まぁまぁ、ヒヨリちゃん、大きくなって。奥さんも大変ね?」
「ええ、まぁ…」
お母さんが、当たり障りのない返事を返す。けど、おばさんは、もっと話し込もうとベビーカーの前に立ちはだかったまま動かない。
心配するふりをして、うちの事情を探ろうとする、噂話しが大好きな要注意人物。
「小春ちゃん、この子のお父さんって人はきちんと養育費やなんや払ってくれてるの?認知はしてもらえたの?」
ベビーカーの中で、むっつりしているヒヨリに手を伸ばしかけた瞬間、私はそれをかわす。
「それじゃ、また…」
黙っている私の代わりに、お母さんが挨拶をして、逃げるようにその場を離れた。
おばさんは、探りそこねたことと、私の無愛想な態度が不満な様子で、ぷいと家の中へ戻って行った。


