ガレージの材木置き場に、子猫はいた。 親猫はのんびりと飼い主の足元に擦り寄り、子猫たちは積まれた材木の上や下を転げまわるようにして走り回っていた。 その子に決めたのは、私だった。 あまりかわいくない顔で、でも耳がたれている中ではそこそこ。 もっとかわいいのにすればと言ったけれど、母は耳たれを譲らないので、結局彼女になった。