妖怪愛物語




「『風』『火』『雷』『山』『水』はこの妖怪の世界を守る守護神なんじゃ」


「あれ?陰は?」


さっきは六人といっていたのに、一人減っていた。


「陰は、まぁ、言ったら悪者じゃ。また、説明する機会がくるじゃろう」


肝心な所は教えてくれないんだな・・・・。


「それで、桜は五芒星ってしっちょるか?」


「星でしょ」


「そう。この世界に五芒星をひっぱると」


そう言って、狐さんは地面に星を書いた。


「五つの角ができるじゃろ」


まぁ、五芒星ですからね。


「この五つの角それぞれに山があって祠がある」


「そこにあたしら神がいるってワケ!ねぇ~蓮華♡」


狐さんの説明に割り込んでくる葉月さん。なるほど。そういうことなのか。


「引っ付くな!葉月!」


「照れなくていいのにぃ~☆」


葉月さん。ものすごいべったりだな。

本当に狐さんは愛されてるね。

ははは。



私は心をとにかく無にして2人を見ていた。