でも、昨日の記憶がまだ残ってる。 一緒だね。昔も今も。狐さんは何にも変わっていない。 まぁ、話し方は変わったけどもさ。 人の話をまったく聞かないのに、いざとなったら人の心配ばっかする。不器用だけど助けてくれる。 「・・・・」 あれ?また心拍数が上がって・・・・ って、空雅さん! 空雅さんは横を飛びながら大変ニヤニヤしている。こっちを向いて。 子供か! ってつっこみたくなる。まぁ狐さんは気付いていないようだけれど。