國語元年



前回
江戸弁はえぇ(訳:江戸弁は早い)
と書いたことから、続きまして。

「國語元年」と言うドラマが有ります。
井上ひさし脚本。
なので舞台も本も有るそうで。

25年前のNHKドラマなんですが、


開国し外国に出なければならなくなった日本には何種も言語…方言と言うには生ぬるい、字幕が無いとさっぱり分からないぐらいの各地の言葉が有る。
国内統一つまり"標準語"を制定しようとしたが、

さて。どこの言葉がコミュニケーションに最適なのか?

と言う物語。

結局、女中頭の生粋の江戸弁が多くを占めるようになるのですが。


実はコレ見た事ないんだよね。
両親が好きだったので得々と話しされただけ。

今更になって見たくなりましたがDVDBOXが\12.000なり。

高いよー。

私の聞ける江戸弁は現代のやら落語や民謡、映画な訳で。
しかも江戸は地方からの人々が蠢くミックス方言ですから。
生粋の、しかも上手いとべた褒めな生粋の江戸弁が聞いてみたいなぁ。
レンタルしてないかなぁ。
母があんたに見せたい聞かせたいと今日も呪文のように唱えます。
ぐはー。なんたる洗脳。


職場では神戸イントネーションが生ヒアリングですが、
最も最近聞いた方言生ヒアリングは(神奈川県の)逗子弁。
可愛い。
しかし、日本で一番可愛い方言は茨城のだと思います。
あれは可愛い。



◎◎ネタメモ◎

その昔、大阪の人と寿司食いに行った際、
「橋」と「箸」と「端」は関東ではどんなイントネーションなのか聞かれた。

(横)浜っ子全滅。
地方出身者の集合都市横浜。開港開国にともない大きくなった横浜。
伊達に悪目立ちを嫌い地味に生きて、順応力を磨いてきた訳ではありません。
三分で関西弁イントネーション伝染。
陥落はえぇよ。

江戸っ子も移らないまでもイントネーションが崩壊しかけ、
大阪さんは結局イントネーションが習得出来ませんでしたとさ。


まぁ、関東のイントネーションは抑揚が少ないのが特徴なんだけどねぇ。
あと末尾を削る気がする。コレは漁師言葉だからか?
私が末尾削り過ぎか?