私的プロットと箱書きの話



ネタメモをはみ出したすでにネタじゃない続き。


まずプロットを組み立てますが、私の場合「序破急」仕立てです。

元来の序破急と意味がちょっと違うので、「起転結」と言った方が正しいかも。

ストーリーの根幹が起と結の落差。
起と結の差を起こす為の事件が転。

その後、転の為の承を作ったら「起承転結」と成るのですが……、


私に漫画書きを教えてくれた部の先輩が同人誌畑のコミケ人間だったので、
ゲーパロ・アニパロ書くから、起結より承転の面白さなんですよ。
私はオリジナルなので、なら起結重視だよ。と言われ起転結に。


ただ、
どーしても転にばかり知恵が回るのが若さゆえのアイデアの泉の湧水量。

ここで使うのが箱書き。
ネタ毎にぶつ切りにして(このメモが箱)、起結を軸に付けたり外したりしてページやリズムを整えます。
漫画ではこの段階がネーム。


部活のコピー誌しかしてないから、長編だと幾つもの起転結が繋がるのかな〜。
繋がったら承になるのかな?


箱書きの書き方は様々ですが、私の場合脳頼り。
機械ならオフィスのエクセルが便利。
図形のテキストボックスにネタキーワードやキャラ設定などをボコボコ突っ込んで、パズルみたいに組み立てます。
展開が曲がっていったらその都度箱の配置直しで。



だいたいこんな感じ。

コレが正しい方法ではないが、コレが私のらくちんな方法。

風呂敷広げすぎて収集がつかない人は、起結と転を絞り込むこんな方法はどうでしょうか?

あ、でも、
失敗しても私の責任にしないでくださいね。