バス停までの道のり、
陽介と手を繋いで歩く。
「陽介のお母さん、保育園の園長先生なの?」
「ん~、雇われ園長って感じかな~
俺が小さな頃からあの園にいるから」
それから、
私は、おばさんの言ってた言葉が気になり、
陽介の半歩後ろを歩きながら、
陽介の横顔をじっと見ていた。
それに気付いた陽介、
「麻紀、どうした? 俺のカオに何かついてる?」
立ち止まり、私に顔を近づける。
「う、ううん なんでも・・・」
手を繋いでいない右手が、
私の頬をふわりと包み、陽介の顔がもっと近づいてきた。
「ね? さっきおばさんが言ってたことなんだけど・・・・」
陽介が私にキスをしようとしてたとこらしく、
少し、ムッと唇を引き締めた。

