「最新情報とか教えてくんねぇ?」 そんな俺の目はウザいくらいに輝いていたと思う。 「……完全にハマってやがる……」 「要は梅亜歴何年?」 「う、梅亜歴!?おまっ……三年目」 要は呆れたように答えてくれた。 「最初からずっと?」 「ずーっと、だよ」 要は上を向いてダレて言った。 「あ。青空……」 「え?」 空は一面に青く広がり、雲一つない。 「いつか作りたいな」 そう言って要は微笑んだ。