洋服屋に着くと健太さんは、服を選び私に渡してきた。


「姫香様に合いそうな服をお選びしたので着てみて下さい。」

健太さんにそう言われ、私は試着室に入った。


さすがにプロのデザイナーと言ったところか、健太さんが渡してきた服はどれも可愛くしっくりしていた。


「姫香様どうですか?」


「服決まりました。」


そう言ってドアを開けると、健太さんは驚いた顔をしていた。

「おかしいですか?」


「いえ。とても似合っていますよ。」


健太さんはニコッと笑い私はホッとした。