「これから力をつけていけば大丈夫だよ!じゃあ次は腹筋やるからそこに寝っ転がって。」


「あっはい。」


結城さんの言うとおり寝っ転がると結城さんが私の足を押さえた。


「スタート!」


「ふっん~~!」


私は、起き上がろうと顔を赤くしながら頑張ったが1回も起き上がる事ができなかった。


他のテストもやってみたが悲惨な結果に終わった。


すると結城さんは1枚紙を取り出して何かを書き始めた。


「姫香ちゃん。メニュー考えてみたからやってみて。」


結城さんから貰ったメニューを私はおそるおそる見た。


内容は、ウォーキングや腹筋を1日に3回という楽なメニューだった。


「初めは、体を慣らすためにしておいたから毎日頑張って見て。」


ニコッと爽やかに笑いながら私の頭を撫でてきた。


「はい。頑張ります!」


私はそう言うと車を呼び、車で自分の家に帰った。