次の日、朝起きると泣きすぎたせいで頭はガンガンして顔は悲惨な事になっていた。


「お嬢様、鍵をお開け下さい。」


ノックをしながら輝は私に言ってきた。


「1人にして!!」


私がそう言うと、足音が遠ざかって行くのが聞こえた。


昨日の事が蘇る…

『明様の方がお綺麗ですよ。』

輝のその一言で私は、わからなくなってしまった。


そして、何故輝のその言葉にここまで傷つくのか?


ダイエットを止めて本当に良いのか?


いろんなことが、頭を過ぎり私は頭を抱え布団に潜り込んだ。