私達は、ベンチに座りお互い顔を赤くしたまま気まずい空気が流れていた。


「ねえ、輝っていつから私の事好きなの?」


「なっ!!」


輝は私の言葉に目を丸くした。

「だってずっと一緒にいたのに私、全然わからなかったよ。」

「それは、お前が鈍感すぎるだけだ…」


「そんな事ないし!で、いつからなの?」


ジーと見ていると輝は観念したらしく、話してくれた。


「俺がお前を好きになったのは………」