闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~


スカートの先をギュッと絞ると、水のような液体がポツポツと滴った。


まるで、今の私の心を表しているかのように。



丘を登り、パタパタとスカートをなびかせながら歩いて行く。


今日はまあまあ風もある方だし、早く乾いてもらわなくちゃ困る。


転校早々、家族に心配かけたくない。




ある程度歩いてきた時、自然と足が止まった。