闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~


ようやく開放の放課後が訪れた。


転校初日は、波瀾万丈で疲れがどっと来た。


帰り際、芦屋たちが正門の前で私を待ち伏せをしていた。



「あんた、早く白城から出てってよね 」



相変わらず低学年レベルの悪口。


むーし無視!


私は素知らぬ顔して横を素通りした。



「ちょっと、聞いてんの?! あんたのせいでまた犠牲者が出たらどうすんのよっ! 」



その言葉が聞き捨てならなくて、私は足を止めた。