闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~


「やめろ 」


気が付くと、ルキアとケイトが私たちの前に立っていた。


私たちはパチクリと目を動かすと、ルキアを見た。



「そんな話、二度としないでくれ 」



そう言い残すと、彼らは颯爽と食堂を去って行った。


「やーん、カッコイイ♡ 」


さっきまで驚いていた優希の目がハートになっている。


周りの女子たちも、みんな彼らの後ろ姿に甘いため息を零していた。


この学校、大丈夫かな。


ちょっと不安になってきた。



「ごめん樹里、変な事言って 」


「ううん、気にしないで 」



と言いつつ私の顔は引きつっている。