「噂なんだけど、この白城村には昔から伝えられてる伝説があるんだ 」
伝説なんて、初耳なんですけど。
自然に2人の顔が近付いて、優希は小声になった。
「あの丘の森には昔から言い伝えがあって、魔物が住んでるって話 」
「魔物? 」
「そう。昔ある悪者が天罰をくらって獣に変えられて森に追放されたんだって 」
そんな胡散臭い迷信みたいな話を信じてるのか。
優希って、しっかりしてそうなのに可愛いな。
「今もその伝説は有名だから、ここには誰も寄り付かないの。 で、ここからが肝心なんだけど、その獣は__ 」
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