闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~


私がこれから10年20年と歳をとって、おばさんになっても、ルキアやケイトは今のまま変わらない。


私がシワシワのおばあちゃんになっても、彼らは永遠にこの姿のままなんだ。


私が死んでしまった後も、この世界で生き延びて行くんだ。



「ねぇ、どうしたらヴァンパイアになれるの? 」



ふとそんな質問をしていた。


ヴァンパイアになったら、永遠に若い姿のままなんだよね…。


ずっと一緒にいられる。


なんて、ただの妄想だけどね。



「ただ噛みついただけじゃならない。 ある程度の血の量を飲んだら、相手に自分の血を飲ませる 」



それを聞いて、私はゾワッと鳥肌が立った。


血の飲み合いだなんて、なんかグロテスクと言うか……想像したくない。



「軽蔑した? 」



そんな言葉が返ってくるなんて予想外で、私はなんと答えたらいいのか分からなかった。