ふわ…………… 暖かい。懐かしい。 そこには目を覚まし、頭を撫でていた。 コレハホントダヨネ。 コウタハイキタンダ………そう思うと命の重みを感じた。 「うぅ〜。こうたぁ〜。よかった。よかった。ッッッ」自然と涙が溢れた。 そんな私を優しく抱き締めてくれた。 「葉月、目が腫れてるな。」 そう言うと目にキスを落とした。 ちゅっ…………… きっと私の顔は、真っ赤に染められている。