船はまるで私をなぐさめるかのようにやさしく揺れる・・・ 窓のない部屋でただ一人。 エメラルドの瞳には陰りがさして。 お母様を失ったあの日、初めて味わった喪失感。 悲しみ。 そんな気持ちなんて比じゃないくらいに私を打ちのめす。 今ここにあるのはただ一つの・・・・・・絶望・・・・・・・ ――過ぎ去った時間はもう戻せない―― もう―――戻れない―――