中年男が出て行ってからも私はただ壁によりかかってぼっーと前にある薄汚い壁を眺めていた。 ただうつろな瞳で・・・ 何もする気が起きなくて・・・ 人に裏切られるってこんな感じなんだ・・・ 思い出すのはラダルと過ごした日々ばかり――― お願いだから・・・こんな時に思い出させないで・・・ あなたと過ごした時間は・・・最初は本当にうざかった。 でも、あなたと過ごしか時間は私にとってかけがえのない本当に・・・大切な時間になっていたの・・・ あの時間は一体なんだったのかな・・・?