ブラウン管の中のあなたを見るたび、私はまた溜め息をつく






要人との距離が遠くて。




避けていたのは私なのに。





いつの間にか、避ける必要もないほど、私と要人には距離ができていた。





「会いたい。会いたいよ…」




画面の要人に向かってそんなことを言ってる私はもう駄目なのかなぁ。