猫耳姫とメガネ王子

お互いの家に上がる事さえ、なかったもんね……。


「じゃ、行くか」


「うん」


私はなんだか恥ずかしくて、だけど嬉しくて。


それを壱に悟られたくなくて、ずっと壱の数歩後ろを歩いていた――。