カパッと開かれた口にポタリと液体を入れられ、驚いて目を見開き、それと同時にグッと飲み込んでしまった。 得たいの知れない固体と一緒に――。 「うぇ……なんか、甘っ」 私は、液体の見た目と味のギャップにクラクラ。 「言っただろ、飲みやすいようにしてあるって」