月のないその日は真っ暗でした。 あの森で青年はいつものように約束をするのです。 「村の人には内緒だよ」 靴の中から砕けたクッキーと潰れたチョコレート。 少女は泣きました。 まぁるいまぁるい涙がぼろぼろぼろぼろ。 まるで流れ星の大群が闇に落ちるようでした。