『しおんはー… 大きくなったら、りくくんのお嫁さんになるね』 『…じゃあ僕がおおきくなたら…… しおんちゃんを迎えにくるね?』 璃久くんとの約束…。 信じていた私がバカだったのかな 璃久くんには美波ちゃんという婚約者がいる。 所詮私なんてただの“幼馴染み”だったんだよ 「…ん。」 「おぅ。やっと起きた」 私………圭吾の家で寝てたんだ。 「あれ?藍ちゃんは…」 「塾あるから先に帰ったぜ」