気まぐれ王子様と甘い恋【完結】


スーパーから出て家に帰る私たち。


勿論、さっきのまま手を繋ぎながら……



沈黙のなか、璃久くんは私を見て薄笑いをした



「詩音、さっきキスしたから怒ると思ってた(笑)」




お、怒る訳ないよ…。

……私、妬いちゃってたんだよね

可愛い美波ちゃんに。



「美波はただの友だちだから」




璃久くんは私の考えてることが分かってるみたい。

聞きたいことを璃久くんから話してくれた