弱者に生きる価値なし。

ちら、と亜衣を見ると、小さくウインクを投げ掛けてきた。

…これが最後の、あいつにとってのいい思い出か。

まあもちろん、全てを知った時には、


最悪の思い出に変わるんだけどね。


そう思うと、自然に笑みがこぼれる。

次に出来たプリクラは、最高の笑顔の3人だった。