「あっああ…」


気まずい空気になってしまいお互いに黙ってしまった。


「なあ…明日からどうやって赤い真珠見つけるんだ?」


エレスは、ポケットから私があげた真珠を見ながら言った。


「とりあえず、町の人達に聞いて情報集めだね。」


「だな…。このピンクの真珠が赤くなってくれたら良いのにな。」


エレスは笑いながら私に言ってきた。


「とりあえず今日は、寝よう。明日から忙しくなりそうだし…」


そう言ってベットを見るとベットは1つしか無かった…。


「サラはベットで寝な。俺はソファに寝るから。」


エレスの気遣いに胸がキュンとなった。


「エレス寒いでしょ!私、嫌じゃないから一緒に寝よう?」


私がそう言うとエレスは耳まで赤くしていた。


「サラ。言っていることわかっているのか?俺だって男なんだぞ?」


「私は、エレスの事を信じているから。」


私がそう言うとエレスは照れくさそうにベットに入ってきた。

「サラ。もし俺が変な行動をとったら殴ってでも止めさせろよ」


私は、エレスと手を繋ぎ月が窓から光っている中、眠りについた。