「俺らは住む世界が違すぎる。サラは海で、俺は空に住んでいる…。せめて俺が人魚にでも、なれたらな…」


私は、エレスの言葉であることを思い出した。


「エレス…。人魚にする方法有るかもしれない…。」


「えっ!?」


「でも、本当にあった事かもわからないから絶対とは言えないけど…」


「それでもやってみる価値は有るんだろ?やってみようぜ!」

「わかった。じゃあエレス私の歌っていた歌が物語ってのは知ってる?」


「ああ。」


「あの歌の物語が実際に有ったかもしれないの。」


「なんだって!?」


私は、歌の伝説を話した。