私達はバスに揺られ、地元から同じ県内の北側の群の宿泊施設へ向かう。



「いいか!これは遊びじゃない。集団宿泊だ!羽目を外すなよ!得に日比谷達四人!」



「はいはぁい。こさっぴー、うるしゃあ。」



まだおねむなミツは、こさっぴーの嫌味をスルーし私の席の通路を挟んだ隣側でぐーすか眠りに就いた。



そう。私達は一泊二日の集団宿泊訓練という怠ーいイベントに向けて自然いっぱいのペンション型宿泊施設に飛ばされているのだ。