【完】不良な君の甘い蜜

「もういいよ。まーやんにこってり絞られたんでしょ?私が言うことはないよ。」



私が女の子達に言うと、凄く嬉しそうな顔で私を見た。



「そのかわり、絶対、もう二度とこういうことはしない。約束!はい、終わり!」



私がパーっと言って倉庫から出ると、後ろからしんしんがクスクス笑う声が聞こえる。



「何!?」



「別に。昔から変わっとらんよ八重は。本気で人を怒れん。」



従兄弟だから、昔からの付き合いのしんしん。



私より私を知っているしんしんに照れ隠しに一発肩パンを食らわせた。