【完】不良な君の甘い蜜

ミツは押し入れからちゃぶ台を取り出すと勉強道具を用意する。



「早く座れや。」



「う…うん。」



ミツに手招きされ、強張る体を動かしミツの真正面に座る。



「お前どこ座っとるん?そっちじゃないわ!…はあ、しょうがないなあ。」



ニヤリと下品に笑うミツ。一体何を企んでるんだか。



なんて呆れてミツの出方を伺っていたが、次の瞬間、ミツは私の後ろに回り込み、私の体を後ろから包み込むように座った。



つまり、私はミツの長い脚に挟まれる形になっているのだ。