【完】不良な君の甘い蜜

私は勇気を振り絞って、高いそこから飛び降りる。



ミツは私の身体をキャッチしきれないで、そのまま地面に二人してなだれ込んだ。



「いったあー!ちょっと!ちゃんと受け止めてよ!」



「アホか!俺は漫画の主人公じゃないとぞ!この家出娘!」



しばらく転がったまま言い合っていたら、ミツが突然私の頬を掌で包んだ。



「ふっ。やっと八重の口から、好きって言葉が出た。」



「それはこっちの台詞だよ。やっとミツから、言葉がもらえた。」



そんなことを真剣になって言い合った後は、同じタイミングで笑顔が零れた。