【完】不良な君の甘い蜜

まだまだ終わりそうもない将棋大会を尻目に、私は明日のために早めに寝ることにした。




「八重ー!」



そんな私に気づいたのか、ミツが将棋から一旦席を外してやって来る。



「何?」



「ん?特に用事はなかけど…明日は、すっげークリスマスにしような。」



ミツはこれでもかとばかりの満面の笑みを見せると、再びお父さんのところに戻って行った。



「すっげークリスマス、か。」



こんなこと言うのは恥ずかしけれど、私はミツと一緒にいれるだけで『すっげークリスマス』だと思うんだ。



まあ、調子に乗るから絶対本人には言わないけどね。