【完】不良な君の甘い蜜

一通りショップも巡ったし、外に出るとヒヤッとした風が身を包む。



「うひゃあ!さっむ!」



ミツは私の手を離し、自分の肩を抱くとぶるぶると子犬のように震えて見せた。


私はミツのポケットから手を出す。



ずっと手を繋いでいたせいで手に違和感がある。



………ん?なんか、薬指に違和感がある。



ずっと手を繋いでいて、全然気付かなかった。



私は鈍感じゃないから『それ』が何の感覚だか分かる。だから、それを確認する前にミツを見た。